白百合の純潔と黒百合の魔性を併せ持つ…艦長はまさに可憐なるユリの花のようなお方であります。そんな感じで読み込みもまだ浅いんですが一読者として時代を俯瞰で見てしまえばいかに漫画の話といえどもポリティカルな意味で艦長のそれに賛同する部分は残念ながらほとんどないなぁというのが正直な感想ではあります。そこら辺の印象もあってか山中以下やまとのみんなも思想の合致を動機として艦長についてってる訳じゃないよねぶっちゃけ…と感じています。ていうか革命への躍動とか達成への高揚的なものは大いにあるんだろうけどそれらも全て枕詞に「艦長による」が付いてこそ、つまり艦長の人間的魅力によるところが大きいんだろうなぁとか思う訳です。もちろん艦長も長い時間かけて乗員の選別や方向付けをしてきたんだろうけどそれはまさに感化と呼ばれるものであって、だからこそ「命捨てます捧げます」な山中のガチくさい盲信なんかを見るにつけ「自分の信じる理想のために彼らの好意を利用し、その人生まで犠牲にして本当にいいのだろうか」みたいな良心の呵責にさいなまれる時もたまには…なさそうですねこと艦長に限っては…迷いなんかないもんねあのキラキラした真っ直ぐな瞳は…「立ち止まった時に『あなたは間違っていない』と言ってくれる役」として自ら直々にカスタマイズして一番近くに置いといた山中が期待以上に自分マンセーになっちゃって逆に重責と孤独を浮き彫りにしてしまい「そんな目で私を見るな…！」とか苛立ちをぶつけたりぶつけなかったりする艦長とか凄い萌えるんだけど…

前回の続き。この後溝口に「俺にもいっぺんぶたせて下さいよ」とか言われたりしてね。そんな感じで最近は艦長に対してちょっと強気というかいくらか攻めっ気も出してみたい…みたいな山中妄想がマイブームです。基本根っからの奴隷体質だとは思うんだけどあんだけいい性格した艦長の下じゃたまには「お言葉ですが…」とか「お待ちください！」とか「あなたという方は…！」とか言いたくなる時もあるんじゃないかなーとか。エロスにおいてもあんまりイニシアチブとらせて貰えない関係にフラストレーション溜め込んである日いきなり捨て鉢になって柄にもなく腕力にうったえ精一杯の鬼畜プレイに及んじゃったりすることもきっと…無きにしもあらず…んでもやっぱり艦長の方が二三枚上手で「どーしたホレホレこの程度で君は満足なのか？」みたいな余裕ぶっこいた目で見られ最終的に泣きが入って「慣れないことをするからだよ」と逆に慰められるみたいな…展開とかさ…いやそこで小一時間足指だけべろべろちうちうしゃぶられるよーなしつっこいプレイされてひんひん泣かされちゃう艦長とかも萌えなんだけどね…ほんとへーーーきでしゃぶってると思うよ山中は。むしろ正座してしゃぶるよ彼ならきっとやってくれる。

そういう訳で山中くんは黒いレーサーバックのタンクトップがとっても似合うと思うのです。黒くなくてもいいよ白でもいいよとにかくぴっちりむっちりしてたらいいよ。しかしまー山中くんはほんっとーーーにかわいいですね！えろかわいいよ栄治。栄治の「え」の字は「えろかわいい」の「え」だよ…ついでに「い」と「じ」は「いじらしい」及び「いじめてください」の「い」と「じ」である。どーでもいいけどこないだ上司が海自のDVDを貸してくれたので視聴覚室で潜水艦のとこだけリピートしつつおべんと食べてたんですよ。したら隣の課のおっさんが「えー何それ何見てんのー？」とか言いつつやってきた訳です。なので適当に「最近何か～潜水艦とか興味あって～」と返したら「そう言われてみると確かにーちょっと気になる存在だよねー」とか「駅前にできた新しいラーメン屋、気になるよねー」みたいなノリで納得してらしてそれがもうツボに入っていまだに笑けてきます。「だよねー」とか言われても何だその感覚全っ然分からん。

山中に関しては何かこう…基本真面目で忍耐強くて何事もギリギリまで頑張ったり我慢したりするんだけど最終的には溜め込みすぎてプッツンしとんでもない暴発をやらかしちゃうキレる30代なイメージがあります。何だかんだ言っても下から突かれ上から押されの中間管理職ですしね…いやえろい意味ではなく。多分『山中絶叫』回の印象とそれまでの前のめり気味でよく艦長に待てだのお手だの言われてた姿との合わせ技なんだろうけどとりあえず脂汗だか冷や汗だか分かんない汁をよく流してたような印象です。そんな感じで最近は艦長と山中のしっぽりみちのく天城越えな妄想がもっぱらのマイブームです。防Ａ省共済の保養所とかじゃなくてこう…山あいの古い宿場町の中心部から少し外れたうら寂しげな宿屋の裏手の石畳を少し歩いた竹林の中の離れなんかがベスト。季節はもちろん人肌恋しく雪降り積もる冬希望。ていうかもーただでさえあんなむっちりもっちりぷりっぷりで日ごろからお色気振りまいて歩いてるような四郎様が温泉なんか浸かった日にゃー湯けむりに火照った頬だの肌だの芯まで冷えた洗いざらしの髪だの浴衣の襟首からのぞくうなじのチラリズムだのの波状攻撃でもうぶっちゃけ…山中死んじゃうんじゃないのって感じ…官能が扇情という名の襦袢着て布団で寝てるようなものですさすが自ら核弾頭を名乗るだけのことはある。んでもやっぱセックス的な意味では山海山に行き着いてしまうなーと思った。ていうか何を根拠にと言われれば私の心のソナーですとしか答えようがないんだけど何かさ…山中ってほんっっと乳首弱そうじゃない？私は決して短くもないこの腐女子人生の中であんなに乳首が弱そうな男を見たのも初めてですよ。もうその一点のみでもいいから艦長に山中を責め倒して欲しいよそんでまたよく分からん汁まみれにして欲しいよ…そんな感じでえろの話は横に置いとくにしても艦長のおうちでの寝間着は浴衣がいいなぁと思っています。ついでに山中には何か黒いレーサーバックのタンクトップにローライズのボクサーパンツとかはいてて欲しい。内海あたりに「ちょっと…それどうなんですか…」とかげんなり言われて「えーそんな変かなぁ…ぴっちりしてて好きなんだけどなぁ…」とかイカニモな自覚すらない感じで…

おっさん達をほのぼのさせたかったんだけどいまいちテンポが微妙でした。そんな感じで山中の第一印象は「モブ顔」及び「野武士」、第二印象は「板前」そして「さぶ」でした。ついでに今は「もしかして山中って若干タレ目設定…？」という段階。ていうかそれもどうなのとは思うんだけど何か背景に溶け込んでる時の山中は何気に最初期っぽくてかっこいい率が高い気がします。ここらの下りでいうとVOYAGE97の「艦長より各員に告ぐ～」のコマの何か上の空っぽい目つきとか。ていうか今見たら…ほんと結構凛々しいな…ぶっちゃけ妄想の中の山中がかわいすぎて「もうガチリバでいいだろコレは…かわいいは正義、ゆえに山海山も正義」くらいの今日この頃だったんだけどうーんこれはどうだろう…でも山中のかわいさは内面からにじみ出る精神的なアレだから…たまーにリバ略してたまリバくらいかな。そういう訳で艦長の孤高のお心をほんの少し和ませる存在が山中だったりしたら萌えるんだけどなーと思っています。つっても山中には全然そんな自覚はなくてむしろちゃんとお役に立ててるのだろうかとか真意を汲みとれているのだろうかとか自分の盲信が重荷になってやしないかとか基本「俺はダメだ…ダメダメだ！」な感じでさ…んでも艦長の見ている世界を斟酌しようとすること自体が普通は無理な訳でさ…なのに「君にはずいぶん救われているのだよ」とかちょっと寂しげに言ってくれる艦長とかさー！そんでそれも偽らざる本心からの言葉だっつーのにまた「いらん気を遣わせてしまったー！」ってなっちゃうネガ山とか。何かこう普通に優秀だしよくやってるのにっていうか山中じゃなかったら成立しない部分も大いにあるのに艦長という次元が異なる存在を想うがゆえ自分を責めがちな山中が萌えます…