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2024-05-20 00:24

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浜本大臣の災難 in 大島沖

2012-11-04 22:45


白百合の純潔と黒百合の魔性を併せ持つ…艦長はまさに可憐なるユリの花のようなお方であります。そんな感じで読み込みもまだ浅いんですが一読者として時代を俯瞰で見てしまえばいかに漫画の話といえどもポリティカルな意味で艦長のそれに賛同する部分は残念ながらほとんどないなぁというのが正直な感想ではあります。そこら辺の印象もあってか山中以下やまとのみんなも思想の合致を動機として艦長についてってる訳じゃないよねぶっちゃけ…と感じています。ていうか革命への躍動とか達成への高揚的なものは大いにあるんだろうけどそれらも全て枕詞に「艦長による」が付いてこそ、つまり艦長の人間的魅力によるところが大きいんだろうなぁとか思う訳です。もちろん艦長も長い時間かけて乗員の選別や方向付けをしてきたんだろうけどそれはまさに感化と呼ばれるものであって、だからこそ「命捨てます捧げます」な山中のガチくさい盲信なんかを見るにつけ「自分の信じる理想のために彼らの好意を利用し、その人生まで犠牲にして本当にいいのだろうか」みたいな良心の呵責にさいなまれる時もたまには…なさそうですねこと艦長に限っては…迷いなんかないもんねあのキラキラした真っ直ぐな瞳は…「立ち止まった時に『あなたは間違っていない』と言ってくれる役」として自ら直々にカスタマイズして一番近くに置いといた山中が期待以上に自分マンセーになっちゃって逆に重責と孤独を浮き彫りにしてしまい「そんな目で私を見るな…!」とか苛立ちをぶつけたりぶつけなかったりする艦長とか凄い萌えるんだけど…
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